足のむくみや疲労・傷|木更津心臓血管クリニック|木更津市長須賀の循環器内科・内科・発熱外来・救急外来

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足のむくみや疲労・傷

足のむくみや疲労・傷|木更津心臓血管クリニック|木更津市長須賀の循環器内科・内科・発熱外来・救急外来

足のむくみとは?

足のむくみとは?

むくみは、医学的には浮腫(ふしゅ)と呼ばれ、皮下組織に水分が溜まっている状態です。塩分の過剰摂取や同じ姿勢を長時間続けることによって引き起こされることがありますが、潜在的な疾患の症状として現れることもあります。心不全などの重篤な病気のサインとしてむくみが現れることがあります。むくみが続く場合には、早めに医師にご相談ください。

むくみの原因

1心不全
心臓の機能が低下し、血液の循環が悪くなり、足にむくみが現れることがあります。

2腎臓の問題
腎機能が低下すると、体内の水分調整がうまくいかず、むくみが生じることがあります。

3血栓
脚の深部静脈で血栓が生じた場合、血液や水分がうまく心臓に戻れず、
片足にむくみが現れることがあります。

4内分泌疾患や血液の疾患
内分泌疾患(甲状腺機能低下症など)や血液疾患(貧血や低タンパク血症)では、
ホルモンバランスや血液成分の異常により水分が体内に蓄積されやすくなり、

むくみが生じることがあります。

5血行不良
長時間の立ち仕事や座りっぱなしの状態で、血液やリンパの流れが悪くなります。

6静脈瘤
静脈の弁がうまく働かず、血液が逆流し足にたまることで、むくみや痛みが生じます。

足の疲労

足の疲労は、日常の活動や運動後に感じることが多いですが、過度の疲労は以下の要因が考えられます。

  • 循環障害
    血液の流れが悪くなることで、跛行(はこう)症状や疲労感が強くなります。
  • 筋力低下
    運動不足による筋力低下が原因で血液の流れが滞りやすくなることで生じます。
  • 不適切な靴
    フィットしない靴やヒールの高い靴が、足に負担をかけます。
  • 足の傷
    足にできる傷は、血流障害や、糖尿病で生じる場合があります。
  • 糖尿病性潰瘍
    糖尿病の影響で血流が悪くなり、傷が治りにくくなります。
  • 下肢虚血
    下肢の血流が極端に低下し、足や脚への酸素や栄養が十分に供給されなくなる状態。
    血管が深刻なダメージを受けることで発症します。
  • 外傷
    血流障害により外傷が治癒しなくなる場合があります。
  • 皮膚疾患
    乾燥や感染症によるかゆみや炎症。

診断と治療

当クリニックでは、足のむくみや疲労、傷の原因を特定し、以下の方法で治療を行います。

身体診察 むくみの程度や原因を確認します。
超音波検査 血流や静脈瘤の状態を詳細にチェックします。
血液検査 腎機能や糖尿病の有無を確認します。
造影CT 造影剤と呼ばれる薬剤を使用してCT検査を行います。
カテーテル検査 カテーテルを用いて足の血管内を詳細に検査し、血流の滞りや逆流の有無を確認します。

治療方法

1生活習慣の改善
適度な運動やストレッチを推奨し、血流を促進。
足を高くする習慣を取り入れ、むくみの軽減を図ります。

2医療用ストッキング
圧迫療法を用いて、血流を改善します。

3薬物療法
むくみや痛みを緩和する薬を処方します。

4傷のケア
適切な消毒や保湿、必要に応じた抗生剤の使用。

5カテーテル治療
細い管(カテーテル)を血管内に挿入して、詰まっている部分や異常な血管の部位を直接治療。

足のむくみや疲労・傷を感じたら

むくみの原因となる疾患が特定された場合、その疾患に対する治療を行います。例えば、心不全や腎不全を認めている場合は適切な薬物療法を行い、治療します。
また、薬物療法だけでなく、状況に応じてカテーテル治療を行います。このような医療的な治療に加え、生活習慣の改善も欠かせません。食事や運動、ストレス管理など、総合的なアプローチでむくみの改善を目指します。

おわりに

足のむくみや疲労、傷に関するご相談は、当クリニックへお気軽にお問い合わせください。皆様の健康を全力でサポートいたします。

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